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建築資材・建設資材を取り扱う商社(卸売り)と在庫処分方法

建築資材
■建築資材・建設資材を扱う商社とは?

一般に建築資材や建設資材を扱っている商社とはどのようなものかと言うと、メーカーとエンドユーザーの間に入る企業のことを言います。
例えばネジやボルトを作っている製造メーカーがあれば、それらを使用する会社に対してメーカーの代わりに販売してあげる企業のことです。このような間に入って販売する企業が商社・問屋と呼ばれますが、企業規模も大きいものから小さいものまで様々です。一流企業のような大きな商社もあれば、街の小さな問屋さんもあり、それらを総合して商社・問屋と呼ぶことができます。業種でいえば卸売業となります。それでは、これらの建設資材を扱っている卸売業とは一体、どんな商材を扱っているのでしょうか。

■扱っている主な商材とは?

これら建築資材や建設資材を扱う会社は国内でも無数に存在しますが、主な商材は一体、どのようなものでしょうか。わかりやすく例に挙げると建築資材とはネジやボルト、アングルピース、胴縁、ブレースなどの建材分野、室内ドア、手すり、床下収納庫、調湿材、床塚、フロアー材、巾木などの内装建材分野が挙げられます。

また、建設資材では建設機械から電材、工具、溶剤、ワイヤー類など多岐にわたります。ビルやマンションを建設する際に使用する鉄骨部材やそれに付随する商材が主なものとなります。建築・建設資材の中には服や靴、手袋、塗装用品なども含まれ、総合して販売している商社や問屋さんが多いでしょう。取引先は主にエンドユーザーである企業と直接取引しています。

■滞留在庫と不良在庫

商品を在庫して販売している会社には、必ず滞留在庫や不良在庫といったものが付いてまわります。「滞留在庫」とは、ある一定期間を通り越して長い間滞留している在庫のことで、売れ残った在庫などの事を指します。「不良在庫」とはいらなくなった在庫、使わなくなった在庫のことで登録がなくなったものを指します。売れ残りによりコード登録がなくなり、商品だけが倉庫に残った状態です。これら「滞留在庫」や「不良在庫」は商品を仕入れた段階で「買掛金」が発生していますが、いまだに物を販売できていない状態なので、これが増えると経営を圧迫することは言うまでもありません。早急に対処する必要があります。それでは、増えた「滞留在庫」や「不良在庫」はどのように処分すればいいのでしょうか。

建築資材
■滞留・不良在庫の処分方法

現状、滞留・不良在庫が出てしまうことは珍しいことではありません。メーカー、卸売り、小売り業界問わず、在庫を抱えている企業は必ずこれらが発生します。問題はこれらの処分方法で、やり方は様々です。建築・建設資材を扱う商社を例に挙げれば、得意先に安価で販売してしまう方法が最も多いでしょう。倉庫に眠っていた在庫とは言え、商品のクオリティーは新品同様高いので、必ず必要としてくれる企業があるはずです。営業マンがいればすぐに申し入れてみましょう。また、どうしても売れない場合は廃棄処分にする前に、在庫処分業者を探してください!今やインターネットが普及した時代にこのような業者を探すことはそう難しいことではありません。少しでも利益に変えるように努めることをおすすめします

■在庫を数値化する棚卸しの重要性

実際に販売した商品を仕入れるのにどれだけのお金が掛かったかを知ることはとても大切なことです。この掛かったお金のことを売上原価と言いますが、次の公式により求めることができます。

売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高

現在、保有している在庫金額と売上原価を数値化することは次の経営方針を立てるのに非常に役立ち、棚卸しによって全てが明らかになります。滞留在庫などの数が増えれば、在庫金額を圧迫しますので、必要に応じて必ず棚卸しを実施し、適正な数値を導き出してください。また、在庫金額を減らす手段として在庫の処分方法は常に考えておかなければなりません。日頃から営業していく上で滞留・不良在庫を確認しておき、できる範囲で販売しきってしまうのが増やさないコツと言えるでしょう。

2017-07-10 | Posted in 在庫処分, 滞留在庫

【著者紹介】 高橋隆亮高橋隆亮
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。