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悪徳業者に騙されないために、悪徳在庫買取業者の事例から対策方法を詳しく紹介


在庫処分を考えている方々にとって、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。しかし、残念ながら悪徳業者も存在し、騙されるケースも少なくありません。本記事では、悪徳在庫買取業者の典型的な手口と、それに対する具体的な対策方法を詳しく紹介します。また、安全な業者の見分け方や、実際の取引時の注意点についても解説します。

1. 悪徳業者の典型的な手口とその対策

1-1. 遠方の業者に依頼した場合のリスク

事例:
岡山県で店舗を経営していたAさんは、店舗を閉めることになり、大阪の業者に在庫1000点の買取を依頼しました。業者から「遠方ですので商品を送ってください」と言われ、商品を発送したところ、「これは商品が全然いけてないので、無料で引き取ります」と一方的に告げられ、結局商品を奪い取られる形になりました。

対策方法:
1. 商品を送る前に、業者に写真を送り、大まかな査定をしてもらう。
2. 最低価格を事前に設定してもらい、それ以下では取引しないことを約束してもらう。
3. 可能な限り、地元や近隣地域の業者を選ぶ。
4. 契約書や覚書を交わし、取引条件を明確にする。
5. 信頼できる第三者に相談し、アドバイスを求める。

1-2. 現地査定時のトラブル – 交通費請求

事例:
遠方から業者が現地査定に来た際、現地調査無料・お見積り無料とサイトには掲載してあったが、「物が良くなかったので買取はできないが、交通費を払え」と請求されるケースがありました。

対策方法:
1. 無料査定を謳っている業者に対しても、交通費が本当に無料なのか事前に確認する。
2. 訪問査定の場合は、交通費が発生しないことを契約書に明記してもらう。
3. 査定結果に関わらず交通費は請求しないことを、事前に口頭と書面で確認する。
4. 複数の業者から見積もりを取り、条件を比較する。
5. 業者の評判や口コミをインターネットで調べ、信頼性を確認する。

1-3. 現地査定時のトラブル – 情に訴える手口

事例:
商品の買取はできないのは上記と同様ですが、そこから「交通費がかかったので…」と情に訴え、本来お客様が売りたくないものまで、買取らせてくれないかと執拗に迫ってくる業者もいます。このようなケースは中古買取業者に多く見られます。

対策方法:
1. 買取対象を明確にし、必要なものまで持ち去られないよう注意する。
2. 訪問査定前に、買取対象品をリストアップし、それ以外の品物は査定しないことを確認する。
3. 事前の電話確認を徹底し、取引条件を明確にする。
4. 感情に流されず、冷静に判断する姿勢を保つ。
5. 必要に応じて、信頼できる第三者に同席してもらう。

2. 安全な在庫処分業者の見分け方

2-1. 業者の経歴と実績を重視する

経歴が長い業者を選ぶ:
長期間にわたり安定した買取実績がある業者は信頼できる場合が多いです。以下の点を確認しましょう。

1. 会社の設立年数
2. 過去の取引実績や顧客の声
3. 業界内での評判や知名度
4. 公的機関や業界団体への加盟状況

2-2. 事前確認のポイント

必ず確認すべき項目:

1. 査定は本当に無料か?
2. 交通費も完全に無料か?
3. キャンセル料は発生するか?
4. 買取価格の決定プロセスは透明か?
5. 契約条件や規約は明確か?

2-3. 業者の対応から信頼性を判断する

対応の良さを判断:
電話対応やメール対応の段階で、業者の信頼度を見極めることができます。以下の点に注目しましょう。

1. 対応が丁寧で誠実か
2. 質問に対して明確で正直な回答をしてくれるか
3. 顧客の立場に立って説明や提案をしてくれるか
4. 無理な押し売りや誘導がないか
5. 専門知識が豊富で、的確なアドバイスができるか

3. 在庫買取.jpの取り組み

弊社では、お客様の安全と満足を最優先に考え、以下のような取り組みを行っています:

1. 事前査定の実施:
– 現地調査や商品発送の前に、お客様から写真を送っていただき、大まかな査定を行います。
– これにより、無駄な時間と労力を省くことができます。

2. 最低価格の設定:
– 事前に最低買取価格を設定し、それ以上の価格で買取を行うことを約束します。
– お客様の期待に沿わない場合は、その時点で取引を中止することができます。

3. 柔軟な価格設定:
– 良質な商品があれば、積極的に買取価格をアップします。
– 公平で透明性の高い査定プロセスを心がけています。

4. リスク回避:
– 最低ラインを提示することで、お客様との間でトラブルが発生するリスクを軽減しています。
– 同時に、弊社としてもコストを効率的に管理できます。

5. 顧客満足度の向上:
– 丁寧な説明と誠実な対応を心がけ、お客様の信頼を得られるよう努めています。
– 取引後のアフターフォローにも力を入れています。

4. 在庫処分時の総合的な注意点

1. 複数の業者から見積もりを取る:
– 少なくとも3社以上の見積もりを比較することをおすすめします。
– 価格だけでなく、サービス内容や対応の質も考慮しましょう。

2. 契約書の内容を十分に確認する:
– 細かい条項まで必ず目を通し、不明点は質問しましょう。
– 必要に応じて、法律の専門家にチェックを依頼することも検討してください。

3. 時間的余裕を持って計画を立てる:
– 急ぐと判断ミスをしやすくなります。十分な時間をかけて慎重に進めましょう。

4. 業界の相場を事前に調べる:
– インターネットや業界紙などで、おおよその相場感を把握しておきましょう。
– これにより、不当に安い買取価格を提示されても気づくことができます。

5. 信頼できる知人や専門家に相談する:
– 第三者の視点から助言をもらうことで、見落としていた点に気づくことがあります。

6. 必要書類を事前に準備する:
– 在庫リスト、仕入れ時の伝票、商品の品質証明書など、必要書類を整理しておきましょう。
– これにより、スムーズな取引と適正な査定につながります。

在庫処分において、悪徳業者に騙されないためには、慎重な業者選びと事前の確認が不可欠です。本記事で紹介した対策方法や注意点を参考に、安全でスムーズな在庫処分を実現してください。不安な点がある場合は、専門家や信頼できる業者に相談することをおすすめします。適切な準備と知識があれば、在庫処分は企業にとって有益な機会となるはずです。

2024-07-23 | Posted in 在庫買取

【著者紹介】 高橋隆亮大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。