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決算時の在庫精査と新パッケージの倉庫確保のために在庫処分を決めたアパレル商社の買取事例【スポーツウェアマスク3000点】

現行商品の在庫を精査するメリットとは?

在庫の精査

それなりに売れている現行の商品でも、
諸事情で大量に卸すのが難しく、どうしても在庫が滞留してしまうケースがあります。

そんな中、新商品や新パッケージのために急遽倉庫を開ける必要が出てきたら……?

旧品やB品などの在庫を抱えていると
倉庫維持のコストも掛かりますし、
新しい商品を開発・販売する時に、足かせにもなってしまいます。

メリット その1:キャッシュフローの改善・黒字倒産の回避

原材料費、経費などのコストは在庫を生産する際に既に発生しています。
在庫金額が500万円分ある場合は、資金(キャッシュ)も500万円分無くなっています。
売上が伸びていてもキャッシュが手元に無い、という状況に陥っていませんか?
一見、健全な黒字経営に見えても、不良在庫が多いと
キャッシュフローではお金が増えてないというケースもございます。

参考:https://在庫買取.jp/不良在庫は経営を圧迫します

メリット その2:売れ筋/死に筋商品の見極め

在庫を精査すれば、どの商品が売れて、
どの商品が売れずに在庫になってしまっているのか、
今後の生産や販売の指針も考えられます。

多くの企業様はPOSシステム等の導入で販売数・在庫数を的確に把握出来ていると思いがちですが、
通常の業務に追われて意外と実態を掴めていないケースもございます。
在庫を精査する機会を定期的に設ければ、実態解明からの次の一手を打ちやすくなります。

メリット その3:会社のリスクを最小化し、機転を利かせた経営に

在庫を精査すれば、それだけ販売の動向や経営方針を見直すきっかけにも繋がります。
定期的にそのサイクルを回せば、滞留在庫も減らしつつキャッシュフローも改善、
新商品や新パッケージの製品が産まれた際には素早く倉庫の確認とコストの見直し、
販売不振の際にはセールを掛けたり在庫処分業者に依頼して在庫整理…などなど
会社のリスクを最小化し、機転を利かせた経営が出来るようになります。

参考:https://在庫買取.jp/在庫処分/余剰在庫から生じる会社のリスクについて.php

アパレル商社のスポーツウェアマスク買取事例

今回のお客様が在庫処分を決めたきっかけは、
決算の際の在庫精査が必要になったことでした。

スポーツウェアマスク

今回買取させて頂いたスポーツウェアマスク。
マスク自体は売れてはいるのですが、いわゆる不織布やウレタンのものでは無く、
主にスポーツ時の仕様を想定したメッシュ素材のものでした。

夏仕様のパッケージも一年中売れる通年仕様に変更。
旧パッケージの製品は早めに在庫を一掃したいところですが、
通常商売している先への大量の卸は困難。

新パッケージの入荷もいよいよ差し迫り、
倉庫など保管場所の確保も必要になったため、
在庫処分に踏み切ったそうです。

「お金と場所の問題が一気に解決したので助かった。」
「他社では買取では無く処分(=廃棄)を提示されていたので現金化できてよかった。」
と安堵の声を頂きました。

買取商品:スポーツウェアマスク(上代1480円)
数量:3000点
単価:100円
買取総額:300,000円

販路制限:なし(現行品は大手ショッピングモールでも販売中)
再販先:ドラッグストアをメインで

お客様からは「販路制限なし」ということでご要望頂きましたが、
現行販売中の店舗・ショッピングモールと販路が被らないようにご提案いたしました。

「マスクは売れ続けてはいるので、低価格であれば買ってもらえるので歓迎です。」
「高くは売れないですが、安くすると必ず売れる商材です。」
「現行品で価格がある程度担保されているので、(売る側としても)売りやすい。」
(不織布マスクに関しても1パッケージ100~150円程で売っているお店では飛ぶように売れている。)
「コロナ関係なく日焼け防止としてお客様にご提案出来るのがいいです。」
「パッケージの変更は商品そのものに影響しないので特価品として集客が出来るし、
品揃えの為にも普通のマスクよりはアイキャッチ(目を引く商品)になる。」
と再販先での評判も上々でした。

ポストコロナ・ウィズコロナへの需要について――既存製品に対する機転を利かせた経営判断を

ウィズコロナ・ポストコロナ

ワクチンの2回接種が進んでも、3回目の接種や特効薬が出来るまで、
まだコロナの影響は少なからず続くものと思われます。

スポーツマスクは感染効果そのものは不織布に落ちるものの、
不織布マスクの上から着用することで感染対策をしながら
日焼け防止やランニング用だけでなく、ファッションアイテムとしても利用できるものもあります。

既存製品も今までの見方や捉え方を見直して、ターゲットや販売方法を変えたり、
それでも売れ行きが芳しくない場合は早めの在庫処分を決定するなど、
ポストコロナ・ウィズコロナの時代では機転を利かせた経営判断・意思決定が必要になるのかもしれませんね。

在庫を精査した際にはおそらく抱えてしまっていた在庫を処分する必要が出てくるでしょう。
セールで売り切れれば良いですが、時間を掛けてブランディングした製品であればセールもしにくくなりますし、
販売時期を逃した商品であればそもそも売り切ること自体が難しくなることもあります。

廃棄することは簡単かもしれませんが、資源のムダにも繋がります。
持続可能な社会を実現するためにも、その在庫を活かす道はあるはずです。

他の在庫処分業者で引き取り手や再販先が見つからなくても、
在庫買取.jp でしたら販路が見つかるケースもございます。
私たちは国内だけでなく海外にも販路がありますし、
販路制限のある在庫処分の経験も豊富です。

在庫買取.jp はみなさまの在庫に関する悩みを解決するエキスパートです。
お困りの際は私たちにお気軽にお問い合わせください

2021-10-20 | Posted in 在庫処分, 在庫買取

【著者紹介】 高橋隆亮大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。