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催事出店業者様の倉庫明け渡し向けたスピード在庫処分【ミセスアパレル約5000着】


店舗にとって、場所や周辺環境はビジネスの成否を決定づける大きな要素です。
いくら優れた製品やサービスがあっても、アクセスのしづらい場所や人が集まらない場所ではビジネスは成功しにくいでしょう。
反対にアクセスのしやすい場所・人が集まる場所に出店ができれば、ビジネスでは有利に働きます。

とはいえ、良い立地に出店できたからといっても、有利な状況がずっと続くとは限りません。
現実では、思わぬ変化でアクセスや集客力に変化が訪れるケースがあります。

例えば、より魅力的な施設が近隣にできた場合には、集客力は大きく落ち込むでしょう。
また昨今では新型コロナウィルスの影響により、人が集まる機会がそもそも失われる時期がありました。

今回ご紹介する事例は商店街や百貨店、ショッピングモールなどで催事販売をおこなう催事出店業者様の事例です。
催事出店業者様は様々な場所で催事販売をしていましたが、新型コロナウィルスの影響で催事が激減。
結果として、催事で販売するはずだった商品が在庫として倉庫に残っていました。

在庫の保管をしていた倉庫を急ぎで空ける必要性が出てきたため、催事出店業者様から倉庫内の在庫処分の依頼をいただきました。

コロナ期は催事に関連した在庫処分の相談が多数


新型コロナウィルスが5類感染症へ移行するなど、流行の終わりが見えつつあります。
人々の動きが活性化するのと連動して、経済活動も自然と伸びています。
今後はよりコロナ前の世界に戻っていくので、人々の活動や経済活動がさらに活発化するでしょう。

様々な指標から経済活動が活性化しつつある点を証明できますが、今回はコロナ禍で苦しんだ業界の情報をピックアップして紹介します。
アパレルや小売り、素材メーカーの業界情報を扱う繊研新聞によると、コロナ禍で苦しい思いをした大手百貨店は軒並み売上が好調です。
売上が伸びている主な要因は行動規制の緩和で間違いありませんが、もう少し細かく分析すると以下の理由とわかります。
・行動規制に対する反動需要
・外出機会の増加に伴う、装飾品やファッション関連商品の需要増
・入国規制緩和によるインバウンド需要の増加

ネットでの買い物が一般化しているとはいえ、今回のコロナ騒動から人々の動きが経済に大きな影響を及ぼすことがハッキリとしました。
ネットショップを併設している店舗は増えてはいますが、店舗を訪れる訪問客による売上はまだまだ大きいといえるでしょう。

また今回のコロナ禍では、百貨店やスーパーマーケットと同様に人流があることを前提にしたビジネスは大きな影響を受けました。
例えば、店舗やスーパーマーケットの空きスペースに出展する催事店です。
催事店は店舗やスーパーマーケットに訪れるお客様を狙っているため、店舗への客足が途絶えれば、催事店も苦しい状態となります。

今回のコロナ禍で、ある程度の販売を見込んでいた催事店から在庫処分の相談を非常に多く受けました。
行動規制が長い期間続き、催事店を再開できる見通しがつかなかったためです。

催事店にとって苦しい時期が続きましたが、今後は店舗に人が戻ったことで再開する催事店も増えていくでしょう。

参考:大手百貨店2月売上高 前月を上回る20~30%の伸び 高額品が大幅増

催事出店業者様の在庫処分事例


今回在庫の買取依頼をいただいたのは、百貨店への催事出店をおこなっている催事出店業者様になります。
商店街や百貨店、ショッピングモールなどへの空きスペース出店をしていましたが、コロナの影響で催事が激減。
本来販売するはずだった商品が在庫となり、多くの在庫を倉庫で抱えることになりました。

在庫を2年ほど抱えていましたが、長引く行動規制により、催事の再開目途が立たないため、処分を決定。
またご依頼いただいたい催事出店業者様は、本業が別にある会社であり、本業で倉庫を使用したい事情もありました。

月初にお問い合わせいただき、月末までに倉庫を明け渡す必要があるとのことで、今回は一括でのお取引となりました。
商材の明細を細かく作成する時間がないため、スピードを重視するための一括取引です。

在庫処分の対象となった商材はミセスアパレルで、数量は約5,000点になります。
一括で仕入れさせていただき、買取総額は50万円となっています。

今回のお取引では販路規制等がございませんので、仕入後は自社小売店舗であるカラーズで販売をおこないました。
カラーズのターゲット層は40~50代女性であり、また仕入れた商品のバリエーションが豊富だったため、大変大きな反響を得られました。

【買取事例概要】
・買取商品:ミセスアパレル(商品はバラバラ)
・買取数量:約5,000着
・買取総額:50万円
・再販規制の説明:販路規制なし
・再販先:自社店舗カラーズ

今回紹介した催事出店業者様のように、ビジネスの成功に必要な要素が足りなくなったことで、予期せず在庫を抱えてしまうケースがあります。
特に現代はVUCAの時代とも呼ばれ、不確実性が高いといわれています。
コロナの流行ほど大きな出来事でなくとも、社会環境やテクノロジーの変化により、今までのビジネスモデルが上手くいかなくなるケースは今後も多く発生するでしょう。

お急ぎでの在庫処分もおまかせください

今回紹介した催事出店業者様のように、急な在庫処分の必要性に迫られ、困っているお客様は非常に多くいらっしゃいます。

昨今では予期しない状況の変化で、ビジネスの方向転換を求められるケースもあるでしょう。
ビジネスの方向性が変わることから、急な在庫処分の必要性に迫られるケースもあります。

弊社ではお客様のご要望に添えるように、お急ぎでの在庫処分を承っております。
在庫を一括で買い取りを行っているため、スピード感を持った対応が可能です。

またビジネスのスタイル上、在庫処分に必要な明細がない、もしくは検品や仕分けがそもそもできていないケースもあるでしょう。
弊社では細かい明細の在庫のない在庫処分はもちろん、在庫の仕分け・検品も承っております。

お急ぎでの在庫処分が必要であれば、ぜひ弊社までご相談ください。
在庫買取.jpでは、在庫処分に関する些細なお悩みも承っております。
出張見積もりは無料でおこなっておりますので、お問い合わせをお待ちしております。

2023-04-20 | Posted in アパレル, 在庫買取

【著者紹介】 高橋隆亮高橋隆亮
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。