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スーパーマーケットにおける過剰在庫の処分方法と対策

今回は、スーパーマーケットにおける各部門過剰在庫の処分方法と対策法についての記事になります。

スーパーにおける商品といいましても
生鮮食品・食材から
ソフトドリンク・アルコールなどの飲み物
缶詰・レトルト食品 などの加工食品 など
一概に食品の在庫といっても様々な商品が存在します。

では各食品ごとの在庫処分方法と対策ほうについて解説していきます。

■スーパーマーケットの食品の分類

スーパーマーケットは様々な部門が集合して1つの売り場を形成しています。大抵は、野菜や果物を扱う「青果部門」、鮮魚などを扱う「海産部門」、お肉を扱う「精肉部門」、一般食品やお酒、ドリンクなどの「グロサリー部門」、お弁当・お惣菜の「デリカ部門」に分かれています。扱う商品がそれぞれ異なり、賞味期限などの日持ち期限に大きな違いがあることから、発注方法や過剰在庫品の数が全く違います。それゆえに各部門でのそれぞれの管理がとても重要になってきます。例えば、野菜や果物は長くても1~2週間くらいの日持ち期限なのに対し、レトルト食品や冷凍食品といった一般食品は数か月持つ場合が大半です。日持ち期限に大きな違いがありますので故に、発注方法が異なり、手動発注や自動発注といった違いから大きな過剰在庫が生まれてしまう場合もあります。知らぬ間に沢山の在庫が入ってきたということも珍しくありません。

■賞味期限と消費期限の違いとは?

皆様がよく購入される食品には「賞味期限」で表示されている場合と、「消費期限」で表示されている場合の2種類の表示方法があります。それぞれの意味に違いがありますのでよく理解しておきましょう。まず「賞味期限」ですが、これは比較的日持ちのする食品に表示され、その期限内であればおいしく食べられるということを意味します。期限を過ぎても食べられないということはありません。一方、「消費期限」で表示されている場合は、劣化が早く、傷みやすいものに表示される場合が多く、その期限までは食べられるが、それ以降は食べられないという意味になります。すなわち、期限を過ぎたら口にしてはいけません。両者には大きな違いがありますが、いずれも開封していない状態での期限表示ですから、開封した場合には表示されている保存方法に従い、速やかに召し上がることをお勧めします。

■各部門での在庫品の発注方法と検品の問題

各部門で商品や在庫品の発注方法に大きな違いがあることは先にも述べましたが、このことは売り場全体で考えますと、大きな弊害を生むことになります。部門間で発注方法が違うと、手動で発注した場合は、在庫を確認しながらの作業なので過剰に発注することがありませんが、自動発注になると勝手に商品が送り込まれてくるため、何がどれだけ入荷したかを確認できずに過剰在庫が生まれてしまいます。自動発注は登録された商品が前週にどれだけ売れたかによって数量が算出されるので、送り込まれた週は全く売れずに売れ残る場合があります。これが過剰在庫になってしまいます。また、すべての商品に対して日持ち期限の検品を行いますが、限られた従業員の人数で時間内に終わらすことが難しいため、期限切れの商品を撤去し忘れるといった問題が発生してしまいます。食品を扱っている会社にとっては、消費者の信用を落としかねません。

■スーパーマーケットの在庫処分方法 その1 「販促をうつ!」

大量に残ってしまった在庫などを処分する方法としては、広告やチラシを利用して「販促をうつ」方法が最も効果的です。地域の消費者の方々に特売などで、過剰在庫を安く買っていただけば、すぐに大量の在庫をはき出すことが可能です。「半額セール」などのコーナーを作り、まとめて置いておけばあっという間に過剰在庫を処理することができます。

■スーパーマーケットの在庫処分方法 その2 「値引き処理」

どのスーパーマーケットでも商品の値引き処理は毎日行われています。ある一定の期間や時間を過ぎたものはどんどん2割引き、3割引き、半額といった値引きシールを貼っていきます。これを利用し、同様に過剰に余った在庫品などに半額シールを張り付けて売り場に展開しておくと、短時間で処分することができます。こちらも在庫処分には有効な手段です。

■スーパーマーケットの在庫処分方法 その3 「大量に出た廃棄品は家畜の餌に・・・。」

雑貨品やドリンク、酒類などは日持ち期限を過ぎると廃棄せざるを得ませんが、食品に関してはリサイクル業者を通じて、家畜の餌として再利用することができます。廃棄は最終手段になりますが、少しでも利益として残すにはこのように再利用する手段を考える必要があるでしょう。スーパーマーケットにおいては他の小売業と比較しても、商品の回転率が早いため、どうしても廃棄という手段を選ぶことが多くなってしまいます。再利用できるものはその方法を模索し、在庫処分業者などと提携をし、今後の方針を考えていくことが必要と言えます。

■スーパーマーケットの在庫処分方法 その4 「弊社の在庫買取サービスの利用」

生鮮食品はさすがに難しいのですが、加工食品やドリンクなどは弊社にもかなりの数が依頼される食品のカテゴリです。

また季節商品の売れ残りや、賞味期限切れ、賞味期限間近の食品

在庫買取.jpではそういった食品でも買取させていただいております。

倉庫に眠った不要な食品や在庫管理、在庫処分にお困りなら是非一度在庫買取.jpにご相談ください。

2017-07-11 | Posted in 在庫買取, 食品

【著者紹介】 高橋隆亮高橋隆亮
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。