《アパレル以外も買取OK!》家電・電子レンジ買取事例【400台】
今回ご紹介させていただくのは卸売り・小売りの企業様からの買取事例です。家電・電子レンジ400台を一括買取させていただきました。
新型コロナウイルスの影響で外出を控えたおうち時間の高まりや、リモートワークによる家庭で過ごす時間の増加により、家電製品の需要は高まりました。家電によってはコロナ前よりも売り上げを伸ばしているものもあります。
しかし今、2つの理由から家電の売れ行きに急ブレーキがかかっています。それが半導体の不足と急激な値上げラッシュです。
①半導体の不足
コロナ、ロシアとウクライナの戦争、中国のロックダウンが影響し、今世界的に半導体が不足しています。半導体を使うメーカーはもちろん、間接的に様々な産業で半導体不足の影響を受けています。
半導体といえば家電の頭脳を司る部分で、現代のほとんどの電子機器に使われています。家庭の中ですと、エアコンの温度センサーや炊飯器の温度制御、自動運転など様々です。
生産部品の半導体の輸入が滞り、生産が追い付かず家電の品薄が続いている状況です。
②急激な値上げラッシュ
日本では原油価格の高騰・円安の進行により値上げラッシュが止まりません。食品では値上げの品目が1万品目を超えています。値上げ率はパンの9%~酒類の15%まで幅があるものの、全体的に大幅な値上げが進んでいます。
家電も原油価格の高騰による輸送費などのコスト増・電気代値上げによるコスト増・半導体不足から生産数減少に伴う値上げなど、様々な理由で値上げに踏み切らざるをえない状態になっています。
半導体の影響を受けないミキサーやアイロンの値上げ率は低いものの、家電の種類問わず値上げしています。
型落ちモデルが人気!?
半導体不足・急激なインフレによる家電の値上げから新たに注目されているものがあります。それは、型落ちモデル・家電のサブスクです。
■型落ちモデル
新型モデルより安く手に入る型落ちモデル。機能に大きな差がないため今注目されています。
家電の型落ちモデルと言えば、従来であれば新商品の入れ替わりとともに1年もすると定価より安くなります。新型モデルにこだわりのない方や、新品を安く買いたい方に以前から人気でした。しかし、2022年現在では半導体の不足により家電が手に入りにくくなり、市場に在庫が出回らず、型落ちモデルですら定価より高い値段で売買されているものもあります。
■家電のサブスク
以前、弊社の買取事例の中でも家電のサブスクを紹介させていただきました。
家電のサブスク紹介記事:《大量在庫も一気に解決!》ハンディファン買取事例【5万点】
「家電が高すぎて買えない」「機能がどんなものか分からないのに何十万も払えない」など家電の購入に踏み切れない人も多いと思います。小型家電であれば多少の値上げでも購入できるかもしれませんが、テレビや洗濯機などの大型家電になると値上げ額も大きく、気軽に購入というわけにもいきません。
そこで今注目されているのが家電のサブスクです。サブスクと言えばオンラインの音楽配信や動画配信などが身近に感じられると思いますが、家電にもサブスクが登場しています。
定額制で短期から長期まで必要に合わせて家電をリースすることができます。高額家電商品を試してから買いたい人や最新家電をリーズナブルに使いたい人の需要が高まっています。廃棄や買い替えを考えなくて良いのもメリットです。単身赴任や転勤が多い人にも、家電を持たない新習慣が浸透しつつあります。
家電はまだまだ半年から1年ほど品薄の状況が見込まれるので、家電の購入で悩んでいるなら「家電を買うなら今!」という意見が多かったです。自分たちのライフスタイルに合った家電の購入が見つかるといいですね。
参考記事:外部リンク【2022】家電の値上げ・品薄はいつまで続くの?
参考記事:外部リンク【Japan Data】食品の年内値上げは1万品目突破、原油高・円安で「値上げの夏」
【買取事例】家電・電子レンジ買取事例
今回ご依頼いただいたのは、卸売り・小売りの企業様でした。
ご依頼主様のおかれた状況
ご依頼いただいたのはアパレル商材をメインに取り扱われている企業様でした。アパレル以外でも売れそうな商品は積極的に取り扱う会社のため、家電製品も取り扱われています。
定期的にご依頼いただいているお客様で、売れ行きが悪かった場合は在庫処分を行われています。特に、メインで取り扱われているアパレル品以外の場合、売れ行きが悪かった場合は在庫処分に悩まれ、在庫過多になりやすいそうです。保管場所も必要なため在庫買い取り依頼がきました。
今回の買取ポイントは2つあります。
買取ポイント① 家電の見積もりについて
弊社はよく「アパレルだけ買い取ってくれるんですよね?」と言われますが、アパレル以外の商品も喜んで買い取らせていただいております!今回の家電もその1つです。家電の場合大型のものも多く、送付し確認していただくのが大変だと心配される方もいらっしゃいますが、家電の場合はネットでの商品見積りを推進しております。
家電の型番をネット検索し、商品を確認して見積もり致します。
電化製品の場合、型番から製造年月日もわかります。経年劣化の状態も、ある程度把握が可能です。そのため、実際の商品を確認しなくても、型落ち商品・相場感などの情報もネットで把握できるため、見積もりは早く出せます。最短で当日中に見積りが可能です!
見積もり金額を上げてほしいと言われた場合には、サンプル取り寄せを行い、実際の商品を確認して再見積もりをさせていただきます。
買取ポイント② 家電・電化製品の処分はお早めに!
家電・電化製品の買取でお悩みの方には早めの処分をおすすめしております。それは、家電・電化製品ならではの注意点があるからです。
■経年劣化の懸念
製造年月日からある程度のロス(不良品率)が予測できるので、不良品が含まれている見込みでの見積もりを行っています。製造年数が経っていればいるほど、不良品率が高いと見込むため必然的に買取価格も下がります。
通電確認はサンプルで行いますが、バッテリー内蔵型だと劣化がどうしてもあるものなので、注意が必要です。
1円でも高く買取りたいのですが、経年劣化がある商材や・不良品が見込まれやすい商材に関しては不良品率を更に高く見積もります。このため、1円でも高く買取をお考えのお客様は1日でも早いお見積りをおすすめします。お見積りは無料です!
有名ブランド品でない場合
有名ブランドの家電の場合、再販の流れも良いため高く買い取ることができます。しかし、無名ブランドの場合、売れ行きも鈍いため買取価格も比例して低くなります。
■家電買取価格例
ブランド | モデル | 買取価格 |
有名ブランド | 現行品 | 高 |
有名ブランド | 旧品 | 中 |
無名ブランド | 現行品 | 中 |
無名ブランド | 旧品 | 低 |
現行品のうちに在庫処分を考えていただいたほうが、高く買い取ることができます。また、美品でも製造年数があまりも経過していると、再販先様からお断りされることもあります。
その他によくある質問として「再販後の保証はどうなるのですか?」というお声をいただきます。在庫処分される家電はメーカー保証は切れてることが多く、再販売する業者が保証する形になります。
買取内容
400台の電子レンジを一括買取させていただきました。
※写真はイメージです
商品 | 電子レンジ |
上代 | 6980 |
買取価格 | 750 |
商品点数 | 400 |
買取総額 | 30万 |
現金お渡しまでの期間 | 約10日間 |
その他商材の買取価格事例はコチラ→アパレル商材の買取価格参考例
商品
ネット検索にて電子レンジの型番・製造年数を確認し、早急にお見積りさせていただきました。
現状ECサイトにて最安約4,980円にて販売中ということと、有名な家電メーカー品ではなかったため、現状の販売価格の15%で買い取らせていただきました。
現金お渡しまでの期間
通常、ご相談開始から現金お渡しまでの期間は10日間です。即金を基本としておりますので、商品を受け取り後5日以内にお渡しさせていただいております。
家電は現物査定ではなく、ネット検索で見積りができるため、最短で当日中に見積りができます。現金お渡しまでの期間も短くなります。
再販先と販売方法
再販規制がなかったため、再販先様のECサイトにて販売していただきました。
再販先からの反響
再販先様からは「通販サイトは商材が多いほうが売上が上がるため、家電もありがたい。」というお声をいただいております。現行品でない家電も安心してご依頼くださいませ。
在庫処分後の様からの反響
ご依頼主様からは「保管スペースが必要な商品だったため、一括で処分ができて助かった。スピード対応もありがたかった。」というお声をいただきました。保管スペースの確保・倉庫の賃料などは経営を圧迫します。スムーズな在庫管理のためにも是非ご相談ください。
SDGsの取り組み
家電はゴミとして在庫処分するのに、経費がかさみます。お金をかけて処分する前に地球環境・温暖化のためにも、再販を考えてみませんか?
弊社、在庫買取.jp(ワールドトレードジャパン株式会社)ではSDGsの考え方に深く賛同し、積極的な活動に取り組んでおります。
特に下記3つの目標に力をいれています。
■目標12 つくる責任つかう責任
過剰在庫・売れ残り品・不良品など未使用衣類の廃棄を抑えリユースに貢献する。 ■目標17 パートナーシップで目標を達成しよう CSR事業「TASUKEAI 0 PROJECT」において孤児院の子どもたちと服の販売を行い、子どもたちに働く喜びを感じてもらい、お金を稼ぐ体験をしてもらいます。 ■目標1 貧困をなくそう 本の衣料品や雑貨の在庫を販売する「 TASUKEAI SHOP 」 を運営しています。 |
詳しい弊社のSDGsの取り組みは下記リンクよりぜひご覧ください。
服の買取だけでなく、家具・カバン・雑貨・食器など幅広く買取を行っています。小ロットから歓迎しておりますので、新品のまま廃棄処分する前にぜひ一度ご連絡ください。コロナ禍での過剰在庫、売れ残りなど、限りある資源を大事にするためにも再利用・再販方法を一緒に考えませんか。
【著者紹介】 大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役
大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。