通販カタログ向けのアパレル在庫買取
今回は通販カタログ向けのアパレルメーカーの在庫買取時のお話です。この通販カタログはあるカテゴリの商品に特化した通販カタログを展開されていました。例えば、ミセス向けとか、ワンピースに特化しているなど、ターゲティングして展開されている通販カタログです。アパレルメーカー様から連絡をいただいた内容は、不良在庫では無いが、緊急に営業倉庫の場所を空ける必要があり、倉庫内の在庫を買取してほしいというものでした。
アパレル業は商品を販売店や通販カタログショップ・卸店へ一定数委託して販売してもらうので、定期的に委託商品の戻りがあります。シーズンごとの在庫整理や売れ行きがあまりよくないなど、理由は様々ですが、この委託商品の戻りはよくあるケースです。今回は、その委託商品の戻りと、中国へ生産依頼していた商品の納期が重なってしまい、倉庫の場所を空ける必要性が出てしまったそうです。
アパレル商品は流行・シーズンに左右されやすいので、より新しいものを残して、古い型の在庫は現金化していくのが賢いやり方です。
定期的に在庫買取業者を利用されるのがおすすめですが、誠実な対応をしない業者が存在するのも事実です。同業種である私たちもお客様から相談を受けて驚くことがありますが、在庫数量が実際の数量と相違していたり、運搬費をふっかけていたり…。一度でも嫌な経験をされると、同業種というだけで信頼できなくなるものです。私たちはその悪いイメージを払拭するためにも、日々誠実な対応を心掛けております。
今回のお客様はとにかく緊急で倉庫の場所を空ける必要があり、見積も在庫の移動も急いでいらっしゃいました。通販カタログ向けの商品なので、画像データはすべてそろっていましたので、画像のみで見積させていただきました。ミセス向けの商品で、一つの型が1000枚で6型6000枚でした。1枚あたりを300円で見積し、承諾いただきました。商品引き取りに際しても、とにかく急がれていたので、弊社でトラック便をチャーター手配することにしました。こうすることで、コストも抑えられるのでお客さまも喜んでいらっしゃいました。新規のお客様でしたが、対応を気に入っていただけたようで、その後も定期的に見積依頼が入るようになりました。お取引は年間で5万枚以上に。定期的なお取引をさせていただいているので、お客様から数量の計測もお任せしてもらえるようになりました。実際に、お客様から2000枚で見積依頼いただいた商品が、計測してみると3000枚だったこともあり、このときも実際の数量を報告して見積修正しました。これからも、誠実・迅速、とにかくお客様に喜んでいただける仕事を心掛けていきたいです。
お客様の声
在庫買取.jpさんはとにかく仕事が早いです。こちらの面倒な相談にも応えてくださるし、なにより誠実な対応をしてもらえます。いつも助かっています。今後もよろしくお願いします。
【著者紹介】 大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役
大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。