廃業に伴う在庫買取の事例(後半)
前回記事に続きます。静岡のアパレルの小売店へお伺いし、アパレル商品の在庫買取をご依頼賜りました。いよいよ、倉庫内を拝見いたします。
実際にアパレルの在庫買取品が保管されている倉庫を拝見すると、セーターやコート等の商品は、パッキンに収納されておらず、倉庫中びっしりと、シングルハンガーにかけられた状態でした。在庫買取をご希望の商品は、セーターや、ワンピース、レディースのフォーマルスーツ、アンサンブル、革のジャケットなど、種類が豊富でした。
ただ、虫食いの商品もあり、革で出来ている商品タグはかなり傷んでしまっているものもありました。ですが、状況も状況でしたので、他所の業社では買取されないであろうB品も買取らせて頂くことにしました。
もう廃業されるため経済的にも困ってらっしゃるご様子でしたので、在庫買取.jpでスタッフ・トラックの手配、パッキンの用意もさせて頂きました。スタッフ10人がかりで、せっせと梱包作業をすること3、4日・・・。最終的に、10トントラック8台分、パッキンの数にして2400ケースもの在庫買取品を梱包しました。商品は、季節の偏りのないオールシーズンのアパレル商品があり、そして更に冬物の重衣料が多かったので余計にカサが増し、前述のような量になったのでした。
在庫買取品の梱包を終えて、トラックに商品を積み終え、いざ出発です。8台の在庫買取品を乗せたトラックのうち、2台分は買い手がついたので、そのままお客様の元へ商品を直送致しました。残りの6台分は弊社で保管致しました。
後日、お客様よりお礼のご連絡がありました。「正直、自分たちで処分するにしてもお金がかかるので、在庫買取.jpで買い取って頂いて助かりました。」とのことでした。こちらから提示させて頂いたお値段についてもご納得頂いたので、本件は解決致しました。
在庫買取.jpではワンピースからレザージャケットまで、何でもお取り扱い可能です。アパレルは最も多く持ち込まれる商品です。在庫でお困りの際は是非一度在庫買取.jpへお問い合わせ下さい。
【著者紹介】 大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役
大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。