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アパレル小売店廃業~閉店セールの引き継ぎ

閉店セール

2019年(1-10月)の「アパレル小売業者」の倒産は、119件(前年同期比14.3%増)と2016年同期(211件)以来、3期ぶりに増加に転じた。すでに2018年の年間倒産(199件)に並び、このペースで推移すると、前年の暖冬などの影響で倒産が増加した2016年(245件)に迫る勢いをたどっている。

引用:㈱東京商工リサーチ
2019年1-10月の倒産は119件、負債総額は8年ぶりに400億円超え

2019年はアパレル小売店の廃業が増加しました。
廃業理由は『販売不振』が8割を占め、じわじわと続いた赤字の状態のしわ寄せが一気にきたという見解です。
アパレル大手でも赤字を計上し販売不振に苦しんでいる状態です。小売店ならなおさらその影響を受けています。

ファストファッションの流行で、今まで売れていた商品が定価で売れにくくなりました。
低価格で質が良いファストファッションは納得感があるため消費者に人気です。
商品の生産が短期間で行えるため、シーズン中に追加で増産も可能で、人気商品への購入が集中しやすい背景もあります。
それに伴い低価格帯の商品への購入が集中し、使い捨て感覚で衣料品を消費する傾向も強くなっています。

また、フリマアプリの流行で購入した衣服を手軽に売買できるようになったのも影響を与えています。
数回着た衣服をフリマアプリで売買することで、新品の衣服を定価で購入する消費者は減りました。

上記の影響は数年前から始まり、アパレル業界の販売不振がずっと続いている状態でした。
加えて、2019年度は台風の影響で冷夏、反対に秋冬は気温が下がらない暖冬など、気候の影響も多くありシーズンものの商品が売れにくかったです。
この季節要因も加わり、2020年度も影響を受け廃業・倒産の増加が予想されます。

アパレル小売店廃業

今回はアパレル小売店の経営者様からの在庫買取依頼です。
40坪の店舗を15年営業していらっしゃいましたが、2019年の春先からずっと赤字のため廃業を決断されました。
秋までのオーダーはメーカーに入れているため、商品を引き取って販売してから閉店する予定でした。

徐々に在庫を販売して最終1.5ヶ月後閉店予定のタイミングで従業員に閉店することを伝えました。
すると、従業員から閉店まで今までのように働くことが出来ないと言われ、店舗スタッフが足りない状況に。
急遽オーナーが出勤して従業員の穴を埋めることになりました。

2週間閉店セールを行いましたが、オーナーが他の業務でも忙しい為、閉店セール途中での全量買い取りの依頼をいただきました。

閉店セールの引き継ぎ

オーナー様と相談して、弊社で閉店セールを引き継ぐことに決定しました。
『閉店セール』と銘打つことで、広告宣伝費をかけなくても消費者が集まりやすく、商品は売れやすくなります。
在庫品の全量買上げよりは利益を残せるとの判断です。

商品は店内販売上代で1800万円。
家賃は1ヶ月55万円で2週間分の家賃+商品代金で180万円にて買取。

2020-02-12 | Posted in アパレル, 在庫買取

【著者紹介】 高橋隆亮高橋隆亮
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。