納期遅れで納品できなかったキャンセル品をスピード引取り【サマーセーター2000点】
アパレルメーカー様にとって、納期遅れによる注文キャンセルは大きな問題です。
特に季節商品であれば、その影響はさらに大きくなります。
今回ご紹介する事例は、ブランドから注文を受けて生産されたサマーセーター2000点が納期遅れでキャンセルされ、弊社がスピード対応で在庫を買い取ったケースです。
納期遅れによるキャンセル品は悩みの種
ブランドから依頼を受けて生産した商品は、販売予定の期日までに納品を行うことが必須条件です。
細心の注意を払ってスケジュール管理を行いますが、納期遅れが発生してしまうことがあります。
納期を含めての契約となっているため、納期遅れを起こすと注文自体がキャンセルされてしまいます。
メーカー様は商品の生産を開始しているため、費用が発生しているにも関わらず、販売できない在庫品を抱えることになります。
また、ブランドから依頼されて生産した商品の場合、ブランドタグやロゴが入っていることもあり、メーカー様で自由に在庫処分を行うことができません。
また、納品された商品はすぐにブランドへ発送する予定でスケジュールを組んでいるため、倉庫の保管スペースも確保されていない場合が多く、在庫商品をすぐに移動させる必要があります。
メーカー様では様々なブランドからの注文を受けているため、新商品の受け入れのために倉庫のスペースを空けておくことも大切だからです。
納期遅れはイレギュラーな在庫を抱えると同時に、生産にコストをかけているため、キャッシュフローの悪化も招きます。
様々な要素が絡み合い、メーカー様にとって悩みの種となっています。
納期遅れのキャンセル品の在庫買取事例
アパレルメーカー様は、中国の工場でサマーセーターを、ブランドからの注文を受けて製造していました。
しかし、中国工場の納期遅れにより、ブランド側からの納品がキャンセルされてしまいました。
このサマーセーターは4月から販売予定の商品であり、薄手のニットセーターとして季節にぴったりのアイテムでした。
キャンセルされたサマーセーターは、メーカー様に入荷後すぐにブランド出荷予定だったため、その他の入荷商品とともに倉庫の保管スペースを圧迫していました。
急ぎで在庫を処分しなければならない状況で、弊社に買取依頼がありました。
お客様の倉庫スペースの圧迫を早急に解消するため、依頼を受けた後すぐに商品を全量、弊社の物流倉庫へ送っていただきました。
商品到着後、仕分け・検品・検数を行い、見積をすぐに提出し、2週間以内にお支払いまでを完了しました。
ブランド品であったため、タグカット処理(襟ネーム・洗濯ネームのカット)を行い、ノーブランドとして販売する条件で高値買取を決定しました。
今回のサマーセーターは、色バランスやサイズバランスが良く、販売予定商品のために高品質でトレンドを抑えたデザインが特徴でした。
そのため、上代の15%という高値で買取が決定しました。
買取単価は1点あたり400円となりました。
買い取ったサマーセーターは、弊社倉庫内で襟ネームや洗濯ネームをカットした上で、ノーブランドとして卸販売を行いました。
卸売後、各小売店にて販売で販売される予定です。
4月から販売予定の商品であったため、すぐに店舗に並べられる状態でした。
販売中の小売店舗からは、高品質な商品のため人気商品となっていると伺っています。
【買取事例詳細】
依頼主:アパレルメーカー様
買取商品:ブランド製のサマーセーター2000点
買取総額:800,000円
販路規制:ブランドタグを外しノーブランドとして販売
再販先:卸売(小売店舗で販売)
弊社の在庫買取サービスの特徴
1. スピード引取り
依頼を受けた後、迅速に商品を引取り、短期間で在庫を処分します。
物流倉庫のスペースを確保しているため、即時での引取りが可能です。
大ロットでもおまかせください。
2. ブランド毀損を防ぐ対応
ブランド品でも襟ネームや洗濯ネームをカットし、ノーブランドとして販売することでブランド毀損を防ぎます。
ご希望があれば、市場に出回らないクローズドな環境での再販、海外での販売も可能です。
ブランド毀損を起こさない対応は得意としておりますので、安心してご相談ください。
3. 高値買取
商品の品質や状態を正確に評価し、高価格での買い取りを目指しています。
アパレルであれば、トレンドに乗った商品は高値での買い取りが可能です。
お早目の在庫処分をおすすめしております。
納期遅れやキャンセル品、倉庫スペースの圧迫にお困りの企業様、ぜひ弊社の在庫買取サービスをご利用ください。
すぐに倉庫の保管スペースを空ける必要があるなど、お急ぎの場合も対応させていただきます。
トレンドに乗った商品は高値買取が可能なため、キャンセル品のご相談は大歓迎です。
お見積もり、査定は無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【著者紹介】 大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役
大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。