アパレル商材は在庫処分が難しい理由
アパレル業界の流行の移り変わりは、とても早いものです。
季節が変わってから衣料品を用意しても始まりませんから、その季節になる
ずっと前から何が流行するか予測して、デザインを決めたり発注したりしなければなりません。
そうすることで、季節の変わり目になる前から、店頭には
次の季節の衣料品を並べることができるのです。
当然ながら季節外れのものやデザインが
古くなってしまったものは、店頭に並べることができません。
また小ロットでの発注はリスクが少ない反面、コスト的に無駄は多いため
なるべく大きいロットで発注することが多いです。
そのためどうしても在庫リスクが高くなり、仕入れ担当者の能力によって
無駄のない在庫管理が可能ですが、
それでも在庫が残ってしまうのがアパレル業界であります。
アパレル商材は在庫が残りやすい!
しかしながらこのように、随分前から準備をすることで、手違いで想定していたより
多くの商品が入ってきてしまったり、入荷が遅れて季節外れになってしまうことがあります。
あるいは、考えていたような出来ではなく、縫製ミスでB級品になってしまったり、
予測通りに販売がいかなかったり、特定のサイズや色展開のみ売れ残ってしまうこともあります。
そのような様々な事情でアパレル会社に返品されてきたり、卸すことが出来ず
倉庫に眠ったまま不良在庫となってしまう商品が、どうしても発生してしまうのです。
法人にとって在庫はすぐに現金化すべきです!
不良在庫は、倉庫に置いておいても倉庫代がかさむだけですし、
次々と新しい商品を置かなければならないので、在庫処分として値段を下げてでもセールをした方が、
法人としては運転資金となって助かるものです。
しかし、それでも売れない物も当然ありますし、アパレル商材は特にですが、セールをするとブランドイメージに傷がつき、正規料金で売れなくなると懸念するアパレルの法人もあります。
法人自体がセールは絶対にしない!!と決めているところもあるほどです。
そのようなときに利用したいのが、訳あり商品や在庫商品を買い取って
現金化できるように仲介してくれる業者である在庫買取.jp です。
在庫買取.jpは衣料品(アパレル)に限らず様々な商品を扱っていて、
買い取れないという種類の物がほとんど無いのが特徴です!
例えば上述したように安売りすると
ブランドイメージに傷が付くと心配な場合でも、
商材についているタグを切り取っての販売や
国内ではなく海外で売るなど細かく融通がきくので
安心して法人のアパレル業者の方にもお使いいただけます。
【著者紹介】 大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役
大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。