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《在庫過多とコストをW解消!》【旅行用キャリーバッグ1800点】

キャリーバック
今回ご紹介させていただく買取事例は、コロナウイルスの影響を多大に受けた旅行・観光に関わるビジネスを展開されているメーカー様が依頼主です。
手掛けているのは旅行用のキャリーバック。

新型コロナウィルス流行2年目を迎えた観光業や旅行業。
依然として厳しい状況が続いています。

観光業とコロナ

今後、コロナとどのように向き合っていくべきなのか、星野リゾートの代表である星野氏の見解が参考になりましたのでご紹介させていただきます。

2021年春。
感染者数が減少し始めた2月上旬から新規の予約数が増加し、経営されている星野リゾート系列のホテルや施設の稼働率が増えてきているそうです。

ただ、増えてきているとは言っても緊急事態宣言が発令されていた2020年4月・5月ほどの稼働率ぐらいのようで、まだまだ「回復した」という状況までたどり着いていないようです。

緊急事態宣言が解除されれば観光地の戻りは早いと考えられえていますが、感染者数が増え始めると人の動きが減少するため、2021年度も自粛と緩和が繰り返されるのではないかと考えられています。
観光業と旅行業が狙うべき商機はどこにあるのでしょうか。

商機のポイント① 富裕層

商機のポイントとなる1つ目が富裕層”です。

コロナでの苦戦が続く観光業・旅行業ですが、2020年秋に一部の施設では稼働率が前年を上回ったところもあるそうです。

所得に余裕のある富裕層は海外旅行ができないため、国内需要が増えました。

星野リゾートでは斬新な旅行プランとGOTOトラベルを活用し、単価の高い国内のホテルや旅館への誘致に成功しています。

GOTOトラベルが再開するまでは、今後も富裕層の動きはキーポイントになると言えます。

商機のポイント② 海外の現地需要

2つ目の商機のポイントとなるのが”海外の現地需要です。

これは、星野リゾートほどの資本があればこそできる取り組みかもしれません。
訪日外国人旅行客数の回復の見通しが立たないからこそ、海外に進出しているホテルで現地の人の需要を促す取り組みをしているそうです。

星野リゾートといえば、バリ・台湾・ハワイと海外にもホテルを経営していますが、なんとコロナ禍である2020年10月に海外4店舗目となる中国進出を発表。2021年春にOPEN予定です。

コロナ禍でもオープンを進めていく星野リゾートの勢いに驚かされます。

商機のポイント③ ワ―ケーション

リゾート地でリモートワークなどで仕事を行うやり方『ワ―ケーション』

テレワーク・リモートワークが進んでいる昨今では場所を選ばずに働くことができます。

そこで仕事や打ち合わせで使える個室を用意し始めたそうです。ワ―ケーションが普及すれば、連休や年末年始に偏っていた旅行・観光の繁忙期の偏りを改善することにも繋がります。

【外部リンク】日本経済新聞:観光業、コロナとどう向き合う?星野リゾート 星野代表

記事を読んで、コロナ禍の今を乗り切ることだけを考えるのは、いけないと感じました。
コロナが収束してもポストコロナの社会を想像し、先手先手で手を打っていくことが、大事だと改めて感じました。

【買取事例】買取事例/旅行用キャリーバッグ 1800点

今回ご紹介させていただくのは、旅行用キャリーバッグの買取事例です。

新型コロナウィルスにより、1回目の緊急事態宣言が発令された2020年3月13日から緩やかに観光客が減少しました。
しかし、GOTOトラベルキャンペーンなどの政策が始まっていたため「旅行の需要は増えるだろうし、問題ないのでは?」と、私の頭の中に浮かんでいました。

実際、GOTOトラベルキャンペーンが始まってから、観光客の数は増加傾向にありました。
多い月では前年の8割まで回復している月もありました。

そんな中、メーカー様が抱えていた問題は2つありました。

インバウンドの大幅な減少

キャリーバッグといえば日本人が購入し、国内あるいは海外の旅行で活用するのかと思っておりましたが、
こちらのメーカー様のキャリーバッグは、外国人観光客の購入がメインだそうです。

東京・大阪などの大都市ではインバウンドが進み、外国人観光客は少ない荷物で訪日し、キャリーバッグを買い沢山買ったお土産品を詰めて帰るそうです。
しかし、2020年4月の外国人観光客は前年比99.9%の減少。壊滅的状態となりました。

2021年4月現在も外国からの入国制限や規制があるため、インバウンドの回復は見込めない状況です。3月22日時点では、オリンピックの開催は前向きですが、3月20日に一般の外国人観光客の受け入れを断念したことが決定しました。

のしかかる物流倉庫コスト

メーカー様が抱える問題といえば売りたくても売れない『不良在庫』が代表格です。

食品と違い、今回ご相談いただいたメーカー様が作るのは腐らないキャリーバッグ。
トレンドに左右される商品でも無いため、コロナが収束すれば「売れる」商品です。

ヒアリングする中でみえてきたのは、物流倉庫のコストでした。

現在契約している物流倉庫の賃料は坪4000円。
1坪でおけるキャリーバックの数は50個です。
毎月キャリーバック1個あたり約80円のコストがかかっていたそうです。
「たかが80円」と思うかもしれません。

しかし、今回取引させていただいた1800点のキャリーバックで計算すると、倉庫代だけで毎月なんと14万4000円。
売れる見込みの無い商品の保管コストとしては高額です。

しばらくの間は、倉庫代も必要経費として考えていたそうですが、月を追うごとにコストが重くのしかかりました。
2020年12月の時点で合計115万円に到達。

GOTOトラベルの停止が決定した12月の段階で在庫処分を決定されました。

買取内容

今回のお客様は倉庫の賃料がコストとしてのしかかっていたため、倉庫の契約更新までに話がまとまるように気を配りました。

お話をいただいてから1週間以内に商品の輸送とお支払いを完了しました。

商品 旅行用キャリーバッグ
上代 単価 12000円
買取価格 単価 1000円
商品点数 1800点
買取総額 約180万円

販路と販売方法

今回は特に再販先の規制はございませんでした。
ブランド名も出して販売、ネット販売も可能ということで、とにかく早く在庫処分を完了したいとのご希望でした。

今回の商品は弊社取引先のネットショップ様へ卸売りさせていただきました。
こちらのネットショップ様は、大手モールサイトなどで幅広い商品を販売されていて、キャリーバックも人気商品だそうです。
商品のブランドタグなどはそのままカットせずに納品しました。

在庫処分をされる際に、ネット販売NGやブランド名をわからなくしてほしいというご要望が多くあります。
お客様のご要望に合わせて、ブランドタグのカットやタグなどを外して再販することも可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。

2021-04-01 | Posted in 在庫買取, 雑貨

【著者紹介】 高橋隆亮大林 洋
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。